あらゆる環境を生かすこと――
2004年2月15日 (日)
Hさんは、昼の仕事のほかに、もう一つ、深夜の運転代行の仕事をしている超人的な会員さんです。二つの仕事を掛け持ちしているため、睡眠は3、4時間。しかし、アーサナなど、ヨーガの修行を毎日実践しています。また、道場にはあまり来ることができないのですが、長期セミナーは欠かさず参加されますね。今日は、深夜、道場に来て、しみじみとおっしゃいました。
「運転代行の仕事で、経営者の方とか、話を聞くことがあるんやけどねえ、大きい会社を経営している方ほど、自分を投げ捨てているんですわ。自分を捨てれば捨てるほど多くのもの得る。これってやっぱり法則どおりとちゃいますかねえ」
「そうですね。しかしHさんにとって、仕事もカルマヨーガの実践の場ですね。すべての人の中に、いい要素があればそれを学ぶという姿勢を取っていれば、どこにいても修行ができますよね」
「カルマヨーガですか。そうですね。やっぱり大物の方の自己放棄とかと比べると、自分はまだまだだと思いましたね。部下のためとか、会社のためとかではあるんですけど」
「確かに、経営者は利潤を追求しなければならないので、エゴの部分もあると思いますけど、その真剣さとかは、学ぶべきところがありますよね」
「そうですね」とHさん。
修行というときに、形のある修行と形のない修行があります。Hさんは、心の修行とヨーガ的な修行の二つを実践して、ものすごく多忙でありながら、充実した日々を送っていらっしゃいます。あらゆる環境を自己の成長のために生かすこと――Hさんとの会話を通じて、それを日々、しっかりと実践していきたいと、あらためて思った次第です。

