ホーム解脱・悟り > 修行によって身に付く「超能力」 > 修行によって身に付く六つの神通力とは
解脱・悟り修行によって身に付く「超能力」

■修行によって身に付く超能力(六つの神通力)とは

仏陀釈迦牟尼 正統な仏教の修行によって煩悩を捨断し、心をどんどん透明にしていくと、本当の自分――真我が本来持っている神秘的な力が発現する。それが、六つの神通力(六神通)である。

 これらを身につけることにより、修行者は、大宇宙の構造をはじめ、過去から未来に至るまでの時の流れ、そしてこの世界を支配するカルマの法則のすべてを理解し、自在に生きることができるようになる。

 六神通とは、以下のものを指す。

◆神足通
(空中浮揚やテレポーテーションを行なったり、化身を自在に使って、高い世界へ飛んだりすることのできる能力)

◆天耳通
(神々の声を聞いたり、遠くの音を聞いたりすることのできる能力)

◆他心通
(他人の心を知る能力)

◆宿命通
(自分や他人の前世(多くの過去世)を知る能力)

◆死生智
(転生先を知ったり、生きながらにしていろいろな世界とつながることのできる能力)

◆漏尽通
(完全なる絶対なる神の叡智)

 この六つの神通力は、解脱・悟りに至る修行の過程で、だれもが身につけていくことができるものである。

●仏典にも記されている、六つの神通力

 仏教の開祖、釈迦牟尼(サキャ神賢真理勝者)が残した経典にも、六つの神通力についての記述を見ることができる。また、仏典には、神通力を使って釈迦牟尼やその高弟たちが起こした数々の奇跡的なエピソードも著されている。

 ここでは、『南伝大蔵経』相応部経典・神足相応から、六つの神通力について記述してある箇所を取り上げてご紹介しよう。

『南伝大蔵経』相応部経典・神足相応より

これらの神通力は、絵空事ではなく、わたしたちが修行によって実際に身につけ、発揮することが可能な力なのである。